志望動機の書き方のポイントが知りたい!
本日はこのようなお悩みを解決したいと思います😊
特に人事・総務の職種はどこの企業にもあり、事業と直結するお仕事ではないので、営業職のように「この商品を売りたい!」「このサービスをみんなに届けたい!」といった、「その企業だから」という志望動機を書くのは難しいですよね💦
だからといって、「どこの会社でも良い」というわけでもないと思います。
私が就職活動をしていたのは就職氷河期と言われる時代💦
今は、数社内定をもらう学生がほとんどですが、当時は1社もらうにも一苦労。
エントリーは100社以上、会社説明会は何社行ったかわかりませんし、何度履歴書やエントリーシートを書いたことやら💦
それでも内定をもらえたのは今働いている会社の1社でした。
何度こう思ったかわかりません💦
もちろんこの経験があったからこそ、今の会社に出会えたこともありますが、振り返ればもっとこうしておけばよかった、と思う反省点もたくさんあります😅
そこで、このような私の経験から、就活中にこれをやっておけば良かったと思うことと、現在総務で働いている観点を含めて、人事・総務を希望する人向けの志望動機の書き方のポイントをご紹介したいと思います😊✨
少しでも、就職活動に悩む方の力になれば嬉しいです😊ぜひ参考にしてくださいね♪
この記事でわかること
- 人事・総務の志望動機の書き方のポイント
目次
1.志望動機を書くための4つのポイント
志望動機を書くときは以下の4つを明確にする必要があります。
明確にすべき4つのこと
- なぜその業界で働きたいのか
- なぜその企業で働きたいのか
- なぜその職種で働きたいのか
- 採用したら企業にどのようなメリットがあるのか
これらは面接でよく聞かれる代表的な項目になります。
だからこそ、しっかりと明確に答えられるようにしておくことが基本となります。
そして、企業がこのような質問をするのにもちゃんと意味があるのです!💡
詳しく解説していきますね😊
志望動機を書くためには、まずは事前準備が必要になります✏️
絶対やるべきことは下記の記事にまとめているので参考にしてくださいね♪
①なぜその業界で働きたいのか
志望動機を書く時には、まずなぜその業界を志望するのかを最初に書きましょう!
企業がこの質問をする理由は、ズバリ、「仕事への本気度」を知りたいから!
業界の仕事そのものへの熱意が知りたいという意図があります。
業界への志望動機を聞けば、学生がその業界の仕事に本当に興味関心があるか?を確認できます。
その業界の仕事自体に関心がないと「業界志望動機」は説明できないからです。
ココがポイント
- 他の業界ではダメな理由について考えてみる
- 過去の実体験などのエピソードを交えると具体性が増す
- その業界で挑戦したいことも語れると熱意が増す
業界への志望動機を考える時は、自己分析からわかったあなたの興味関心などを元に、具体的なエピソードを交えて”業界への熱意”を伝えましょう😊✨
②なぜその企業で働きたいのか
志望する業界の中から、その企業を選んだ理由、つまりその企業への志望動機は必ず聞かれる質問ですよね💡
企業がこの質問をする理由は、数ある企業の中から、その企業を選んだ理由、熱意、志望度が知りたいから!
「この業界で働きたい、この仕事がしたい」というだけなら、他の会社でもできるよね、と思われない理由が必要です。
ココがポイント
- 他社ではだめな理由を考えてみる
- その企業の特長を調べてみる
- 競合他社と比較する
これらを考えるときには以下を意識してみると良いでしょう✨
参考
- その企業の企業理念やミッションはなにか?
▶企業のミッションや企業理念(価値観)が自身の信念や目標と一致しているのかどうか考えてみましょう。自身が共感できる価値観を持つ企業で働くことは、やりがいやモチベーションの源泉となります。 - 業界のおかれている状況から企業の特長を探る
▶業界全体の現状を見ながら、企業の主力商品や事業の変遷などを見るとその企業の特長が見えてくることがあります。また、主力事業や主力商品のターゲットとなっている顧客についても研究してみると、企業の特色がわかるでしょう。 - 強みと弱みはなにか?
▶同業他社を比較する際、強みと弱みを研究すると異なる点が見えてきます。特に独自の強み(市場・シェアなど)は企業によって異なるので、他社ではダメな理由を考えるのに役立ちます。(事業展開(国内・海外)、商品・サービスのラインナップ等)
また弱みは、自身の能力やスキルに関連させて「成長させていきたい」「取り組んでいきたい仕事」としてPRすると、採用するメリットにも繋がるので効果的といえます。
自身の意欲や興味、スキルと企業の特徴や価値観を結びつけるように考えていくと、「その企業で働きたい」という理由が見えてきます✨
③ なぜその職種で働きたいのか
企業側がこの質問をする背景には実は、
- 志望度の高さを確認するため
- 自社とのマッチングを図るため
- 配属先の参考にするため
上記のような意図があります!✨
解説
- 志望度の高さ
▶︎その企業におけるこの職種の役割・仕事内容・働き方・目指している方向性などを理解しているか=企業理解の深さに繋がります。
「希望する職種はありません」などの回答は、消極的なイメージを与えて、志望度が低いと認識されてしまう可能性があります。 - 自社とのマッチング
▶︎同じ職種でも、企業によって役割・仕事内容・働き方・目指している方向性は変わってきます。営業なら、新規開拓がメインなのか、既存顧客がメインなのかで働き方も変わります。学生の望んでいるこの職種での将来像が、自社におけるこの職種のなどと合致するかを確認します。 - 配属先の参考にする
▶︎企業の事情もあるので、必ずしも学生の希望を通すことができるわけではありませんが、回答の中身から希望職種に対する熱意やビジョン、適性などを判断し、配属先を決める際に参考にします。
志望する業界や企業の動機はあっても、「職種」についての動機をしっかり説明できる学生は意外と少ないです。
ここまで説明できて初めて、企業に対する志望動機が完成するといっても過言ではありません。
ここで役に立つのが、自己分析×職種研究の結果です!✨
例えば、食品メーカーの営業を希望する場合、
「御社のこの商品に惹かれて一人でも多くの人に届けたい」や、その会社の商品・サービスにまつわるエピソードを話した上で、その商品に関わる仕事=営業をしたい、という理由ならば、業界、企業、職種の3つにおいて一貫性があります。
しかし、人事総務や経理など、事業に直結するお仕事ではない職種を希望する場合、いくらその企業の商品やサービスの良さを述べても、「なぜその職種を希望するのか」という点を明確にしないと、
「なんでその大好きな商品を売ったり開発したりする職種を希望しないの?」
「人事総務や経理より、営業の方が商品やサービスにより近いところで働けるよ?」
なんてことになりかねません。
なので、その職種を希望する理由というのは、特に重要です💡
ココがポイント
- 自身のスキルや能力の活かし方について触れる
▶︎自己分析の結果から、その職種において自身の持つスキルや能力を活かせる機会があることを示しましょう。
自身が持つ専門知識や経験がその職種において重要な役割を果たせることを強調しましょう。 - 過去の経験などを交えてその職種で働く意欲を伝える
▶︎過去の経験やインスピレーションがその職種に対する意欲に繋がっていることを伝えましょう。
(例えば、特定のプロジェクトや周りの人の影響を受けて興味を抱いた経験を具体的に挙げてみる、等) - その職種に対する興味や情熱を伝える
▶︎なぜその職種に魅力を感じるのか、どのような経験や背景がその興味を支えているのかを具体的に説明してみましょう。
特に重要なのは、自分の性格やスキルなどが、その職種にいかにマッチしているか、活かせるかを説明することができると説得力も増します✨
そのためにも自己分析はしっかり行いましょう😊!
上記のポイントを意識しながら、自身の意欲や興味、経験、スキルと志望する会社の、希望職種の特徴や魅力を結びつけるように文章を構築してみてくださいね!
④ 採用したら企業にどのようなメリットがあるのか
③まで書くことができたら、完成ですが、できたらこの「企業があなたを採用するメリット」についても考えてみましょう!✨
ここは志望動機というよりも、どちらかというと自己PRに近いところがありますが、企業へ自分を採用するメリットまでPRできたらより効果的です😊
ココがポイント
- その企業における将来的なメリットを語れると良い
- そのために、会社説明会やOBOG訪問で、企業の弱みについても確認できると、自分の能力や知識が企業の成長の一助となれることなどもアピールすることができる
特にOBOG訪問では、企業のHPや会社説明会などでは得られない情報も聞けることがあるので、得た情報から、自分と企業のマッチング度合いや、採用メリットを語れることもあるのでお勧めです✨
2.まとめ
いかがでしたでしょうか?
志望動機を書く上で、自己分析は必要不可欠です。
自身を理解した上で、その企業に活かせる能力やスキルと企業の価値観などを組み合わせてくと、より効果的な志望動機をかくことができます😊
就職活動はうまくいかず、辛い時期もあるかと思いますが、諦めずに内定を勝ち取ってくださいね!