本日は、私が10年総務として働いてきた経験から、総務で働くメリットを解説したいと思います😊
総務で働いていて、採用関係のお仕事をしている時は、特にこのような質問をよく受けます。
これまでのお仕事での経験が、就職活動中の学生や、転職活動中の方の参考になれば嬉しいです😊✨
この記事でわかること
- 総務で働くメリット
- 総務で働くことによって身に付くスキル
1.私が思う総務で働くメリット
現役総務で働く私が思う、総務で働くメリットは以下の3つです✨
その① 仕事をしながら社会保険の仕組みを勉強できる
10年、総務で仕事をしてきて総務で働くメリットはなにかを考えたときに、一番最初に思い浮かぶのが、これでした。
なぜかと言いますと・・・・
私が入社して初めて担当したのが、この社会保険の手続き業務で、
従業員の入社、退職、年金の手続き、配偶者の出産に関わる手続きなどを行っていました。
「仕事を休んでも傷病手当っていう給付金があるんだ~」とか、
「厚生年金って、国民年金に上乗せしてもらえるだ~」とか。
初めて知る事ばかりでしたが、とても勉強になりました✏️
このようなことって、自分の身や身近な人が対象になるようなことが起こらない限り、何もないところからわざわざ調べたりするタイミングってないですよね💦
総務で社会保険の担当をしていると、このような知識は自然と身につきます✨
身についた知識は私生活でも役に立ったりして、一石二鳥なんです!
家族にもアドバイスできたりもしますよね😊
ココがポイント
仕事で学んだ知識はそのまま私生活へも応用可能!✨社会保険の知識が身に付く!
たいていは、自分やその家族に事象が発生しても、手続きは会社の総務や労務担当がやってくれるので、支給率がどれくらいなのかとか、手続きの方法について詳しく知る機会はあまりないと思います。
ですが、仕事としてやっていると、どこにどのような申請をして、いくらくらいもらえる、というのが自然とわかるようになります✨
会社の制度というよりは、国の制度を知ることになるので、こうなったらこの手続きだな、これやらなきゃな、とか普段の生活の中でも自然に流れを把握できて、総務として働いてて得したな、と思う瞬間でもあります♪
これは、他の部署にはないメリットだと思います😊
その② 全部署の人と関わりが持てる
会社の規模が大きくなればなるほど、支社、支店、営業所が多ければ多いほど、同じ会社で働いているのに退職するまで関わらない人がたくさんいる、というのはよくあることだと思います。
健康診断の手配や、社宅管理、休暇制度など、従業員に関わる仕事が多いため、自然と全従業員と関わる機会がとても多い部署でもあります。
社内の多くの人をサポートする機会があるのは、大きなメリットの一つです😊
ですが、メリットだけではありません💦対応する内容は必ずしも良いものだけとは限らないからです。
✔︎ 単純に手続き方法を問い合わせてくる人
✔︎ 職場での悩みを相談してくる人
✔︎ 会社の制度などの文句で連絡してくる人
その人に合わせた対応をすることは、とても難しいことであり、特に文句やクレームで問い合わせをしてくる場合には、すごく気を遣います💦
私の働く会社は全国に支店や営業所がありますが、すごく地域柄も出ます。
入社当時はすごく嫌な思いをしたこともたくさんありましたし、こちらは悪くないのにただひたすら怒鳴られる、なんてことも・・・・・
ですが、これも逆手に取ればすごいメリットです😊
ココがポイント
色んな人と関わるからこそ、コミュニケーション能力が自然と身に付く✨
どんな部署であっても、職種であっても仕事は一人でするものではありません!
必ず連携してやっていくものなので、社会人においてコミュニケーションスキルは必須です!
業務の中で、人と関わることが多い総務部の仕事では、日々このコミュニケーションスキルが磨かれていくのは大きなメリットですよ♪
その③ 会社の役員と関わる仕事が多い
一体これが何のメリットなのか?と言いますと、
総務の仕事の中には、株主総会や取締役会の事務局、秘書業務があります。
これらの仕事は、会社の役員と関わりの深い業務の一つであり、その準備や対応はいつも以上に気を配らなければいけません。
やることとしては、
✔︎ 会場や設備の準備
✔︎ 来客対応
✔︎ スケジュール管理
✔︎ 他部署との調整
などがあります。こうやって挙げてみると誰にでもできそうですよね。
でもこれが、意外と奥が深い仕事であり、できない人はできないのです💦
ココがポイント
仕事で必要な基礎的スキルは秘書業務や役員対応にあり!✨
例えば・・・・
▶︎会場や設備の準備
👨「テレビ会議をやるから、その会場の準備をしておいて。」
いざ会議を始めたら・・・・・
映像が映らない、音声が聞こえない、そもそも電波が繋がらない💦
👱♂️「プロジェクターを使ってプレゼンをするから準備しておいて」
いざ資料を投影したら・・・・・
スクリーンから資料がはみ出る、文字がぼやける、照度が低い、配線がぐちゃぐちゃでプレゼンターがつまづく💦
役員は、その企業の事業に関わる重要な責任を担っています。こんなハプニングは絶対にあってはいけません。どんなに面倒なことであっても、機材の確認や配線、できるだけ本番に近い形でのデモは欠かしません。
スケジュール管理や他部署との調整も同じです。
仕事を進める上で重要なこと
- その先に考えられるトラブルなどを先に予測して行動できるかどうか
- 仕事に取り掛かる前に確認するべき事項がどれだけパッと浮かんでくるか
これらのことができるかどうかで、その人の仕事の質や評価、タイムマネジメント力も変わってきます。
役員相手に仕事をするからこそ、このようなスキルが自然と身に付くのは総務で働く大きなメリットです✨
2.まとめ
いかがでしたでしょうか?
総務の仕事は、「他の部署が担当しない業務をする」とも言われるように、雑用とも思われがちですが、
働くメリットはあります✨
興味がある方はぜひ、挑戦してみてください😊